第9回寺子屋「受講枠」、ワタナベマリエさんの感想です。

ワタナベマリエ

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受講者枠で今回参加2回目の、ワタナベマリエです。

前回の寺子屋からの1年間、

自分なりの試行錯誤でちょっと苦しい時期もありました。

すごく褒めていただいた部分もあったのですが、自分自身がその良さに無自覚であったこと、一貫したクオリティや信念でアウトプットできていなかったこと、そこに悔しさも感じつつ、講師陣の方々に思いを受け止めていただいた安心感と親身なアドバイス、出会うことのできた仲間を心の支えに、何とか前に進もうとすることができた、そんな一年だったように振り返ります…!

さて、今回の寺子屋もたくさんの印象的なアドバイスをいただきました。

<セルフディレクションについて>

・見せるもののクオリティにバラツキがあると安く見えてしまうが一貫して高いものを発信することで作家としての価値を上げることができる。自分の作風が合う分野、欲しい分野の仕事へのアプローチをする。仕事がなくてもやりたい分野はトライして発信する。

→自分の活躍したいエリアをを明確にし、どんどん発信していく、これを次の一年の取り組みにしたいと思いました。作品や見せ方のクオリティを上げることで最大限に魅力を伝えられるように工夫したいと思います。どんな仕事がしたいかあまり考えられていませんでしたが、このお話でなんだか見えてきたような…!自分の好きな分野、音楽、ファッション、インテリア、海外も視野に入れてどんどんやろう!と思いました!(決意!)

<目を引いてもらうための工夫>

普通のことを描きながらどうしたら人の目を引くことができるか。ここまでやったら見た人が驚くだろうな、という視点を持つ。

→見る人にメッセージを伝えるのがイラストの役割だということを時として忘れがち…一つの作品を作る際に背景やストーリーを掘り下げて、見せ方を工夫するプロセスをもっと持ちたいと思いました。

<自分を軸に作品を発表し続ける>

オリジナルワークとクライアントワークは区別すること。最初は自分の作風を仕事で活かすことができずバラバラだったとしても、繰り返すうちに段々一致してくる。

→仕事によって求められることが違うため作風がブレてしまう…悩んでいたので励まされる言葉でした。クライアントワークはクライアントに喜んでいただくこと、オリジナルワークは自分のやりたいことを試し発信すること、どちらも別の喜びがあるので楽しみながらこのまま進んでいけば良いのか!と前向きになれました。

そのほかにも書ききれない位、たくさんのアドバイスをいただきました。

描いてる時はみんな1人で悩んだり苦しんだりしていると思います。

実際に仕事のやり取りでの現実や、作品を見てもらった方からの厳しい言葉もあると思います。

そんな中年に一度、全て受け止めてもらえる、背中を押してもらえる寺子屋は私にとって本当に心の支えです。また参加者の方との出会いも本当にかけがえのないものです。また一年この日を思い出して頑張れそうです!!

最後に、主催のOHGUSHIさん、講師陣の皆様、参加された皆様、本当にありがとうございました!これからもよろしくお願いいたします。

寺子屋/全てのイラストレーターのために。

寺子屋とは、作品持参の受講者が、講師陣から仕事に繋げるアドバイスを受け、仲間を広げる交流会です。 主にイラストレーターとして社会へ一歩を踏み出すサポートを目的としています。 営利を目的としないボランティア活動。2011年にスタート、アーティストOHGUSHI主催。

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