第八回寺子屋受講枠、宮川海奈さんの感想です。
はじめて寺子屋に参加させて頂きました、宮川海奈です。
実は主催のOHGUSHIさんとは作業場がご近所ということもあり以前から顔見知りでした。
ちょうど今年の9月に個展を終え、描きたい事とカタチになったものとのギャップにもやもやしていた時期でした。そのタイミングで寺子屋にお誘いいただいたので、これは参加せねば!と応募しました。
最初、講師の皆様のお名前を拝見した時にイラストレーターから見るといわゆるクライアントである方々が中心だったので、仕事の為のアドバイスが多くなるのかなと思っていました。
が、実際の講評ではいかに作家性を伸ばすかに重点を置いたお話しが多く、やっぱり「そこ」なんだなぁ、と。意外ではありましたがこのまま突き進めば良いんだと背中を押してもらえた気がしました。
長時間ではありましたがとにかくずっと楽しかったです。
そして私のもやもやの原因は「伝え方」の未熟さが原因だということが分かりました。
好きなこと、やりたいこと、は自分の中にちゃんとあるのにそれを伝える手段が間違っている。
これは私だけではなく他の受講者の皆様も言われていらして、
例えば一枚の絵の中で一部にフォーカスしてトリミングしてみる。そうするとバチっとハマる場所がやってくる。
例えば同じモチーフでとにかく何枚も描いて、見る相手を納得させる。
例えば登場人物を増やしてそこにストーリー性を持たせる。
など、自分が伝えたい事がきちんと伝わる見せ方を含めてがイラストレーターの仕事なんだという気付きをもらいました。
文章にしてみると当たり前のことなんですが、これがなかなか私には難しい、、。
今後の課題ですね。
最後に今後の自分の居るべき場所について。
今まで自分が培った作風やお仕事がある、そして絵でもお仕事の内容でも目標としているイラストレーターがいる。単純にそこを目指すのは既に活躍されてる方々のフィールドで勝負しなければいけない訳でなかなか険しい道のりです。なので今の自分となりたい自分を掛け合わせたハイブリッドな自分が「個性」で、それを掴むことが大切なのだと。
このお話しをビジュアルと併せて示して頂きとても納得しました。宮川海奈だから頼むのだ、と言われるような絵を描けるように頑張りたいです、、!
他にもここでは書ききれないほどの発見を沢山いただきました。
寺子屋で見えた課題をクリアしてお仕事としてお返し出来たら、それはとても幸せな事だなと思います。そこを目指して今後も頑張っていきたいと思います。
最後に主催のOHGUSHIさん、講師の皆様、参加された皆様、ご一緒出来て嬉しかったです。ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします!
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