第10回寺子屋「講師陣」宮城 直士さんの感想です。
寺子屋にご参加されたみなさま、おつかれさまでした。
コロナ渦のZOOM開催ということで、プレゼンテーションはとても勇気のいることだったのではと思います。プレゼンテーションをするという機会は、ご自身の絵のことをしっかり考える時間であり、現状のご自身の課題に向き合う機会になったと思います。講師陣のアドバイスと併せてご自身で発見・気づいた点も大切に、日々の制作に活かして頂けるとより良い成長に繋がるのではと思います。
プレゼンテーションをお聞きして感じたことは、「どのような人たちに対して、どのような絵を見せたいか」について具体的にイメージされていない方もおられるように感じました。起用側としては技術面に加えて、ターゲット理解も重視しています。憧れと共感が持てる作品となるために、ターゲットの行動や流行を研究することもお仕事に繋げるという点では効果的です。良ければ試してもらえればと思います
2020年の優秀賞はクボタノブエさんです。
配色、描き込みのバランスがすごくいいと思います。銭湯の作品では、タイルのどの部分も存在感があって、一つ一つが効果的に奥行をつくっています。描くモノやシーンをしっかり情報収集して、緻密に設計されているのだと感じます。クボタノブエさんの作品を見て気づくことが多くあり、今後の作品もとても楽しみになりました。
その他のみなさんの作品もとても素敵でした。またお仕事の機会でお会いできることを楽しみにしています。
C.REP/HugMug プロデューサー 宮城直士
0コメント