最後の寺子屋を終えて「前川明子 | イラストレーター」

前川明子（まえがわあきこ）

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講師陣からの印象的なアドバイス、新たな目標、全体的な感想など私の相談はタッチが複数あり、クライアントワークをメインで受けているオイルパステルのタッチよりも、新しくリキテックスやデジタルで描いているタッチを伸ばしていきたいというものでした。

オイルパステルのタッチについては描きすぎているところがあるため、抽象化を意識したり、時間制限を設けるなど、描ききらないでどこまで対象物を伝えることができるか、省くことにトライしてみてはとアドバイスいただきました。

特に考えたことのないことでしたので、今後は意識してやってみようと思いました。

また、自分としては自由に描いているつもりだった、私が伸ばしていきたい新しいタッチについては、まだ何か見えない仕事相手に向けて描いているところがあるとご指摘いただきました。

もっとパースが合った構図の絵作りをやった方がいいと思って試していたのですが、それって確かに自分が心底やりたいことじゃないなとハッとしました。

本当に自分で描きたいこと、好きなことをもっと深掘りして、毎日最低でも30分でいいから継続して描いてみるようにと、いただいたアドバイスを実践していきます。

これまで絵の塾や講義などを受講してきましたが、講師が同業者のイラストレーターであることが多く、講師の得意な描き方やスキルを伝授していただくことがほとんどでした。

それはそれで良いものだったのですが、今回のように講師陣がイラストレーターだけでなく、発注側のデザイナーやプロデューサー、イラストエージェントの方々が揃っている最後の寺子屋に参加できたことはとても貴重だと思いました。

講師の皆さんに、自分のこれからの方向性について相談でき、真摯なご意見を頂戴できたこと大変感謝しています。ありがとうございました。