第10回寺子屋「受講枠」nanamyさんの感想です。

今年の春からフリーランスになり、今までに比べてたくさんの時間がある中で毎日自分の絵をどうしていきたいか。と考え悶々としていた時に、イラストレーターの前田豆子ちゃんに紹介していただき、寺子屋を知りました。

寺子屋のコンセプトや今までの受講者、講師のみなさんの感想の記事を読み、すごく素敵な活動だなと魅力を感じ、受講したい!と思い、応募させていただきました。

自分の作品をプレゼンするという事は初めてな上に、話は得意ではないのでうまく伝わるか不安でしたが、、同じ受講者のみなさんの作品や画面から伝わる熱意にすごく心を動かされ、緊張と高揚が混じるとても心地いい時間でした。

講師のみなさまの意見は、的を得ていてなおかつわかりやすく、うまく話せていなかったのに真剣に聞いていて下さっていたんだと感じ、みなさんの温かさを感じました。個展前に試行錯誤しながら挑戦した新しいスタイルの絵を、すごく良い。と言ってくださり、素直にとても嬉しく自信に繋がりました。

印象的だったお話は、熊野さんの『グルーヴ、力強さを感じる。身近な物をそのスタイルで描いてみると、そこから生まれてくる '違和感' が面白いからチャレンジしてみてもいいかも。』絵に音楽を感じるというのは初めての意見だったので、とても新鮮で、迷ってぶれていた自分の方向性を見直すきっかけになりました。また、堤さんが『挿絵とエンブレム的な要素で描けるのは、1つの強み』と意見下さったのには、今まで思った事なく描いていたものだったので、自分の絵をまた違う視点で見るきっかけにもなりました。

弱さであるSNSに対しても、インスタグラムなどで見せるレベルを統一させること。作品にかける熱量にばらつきを感じさせてしまうのは、損をしている。など、改めて自分の印象の見せ方について、とても勉強になりました。

このご時世なので、気持ちも閉鎖的になっていたのですが、今回参加した事によって他のイラストレーターさんにも出会う事ができ、自分自身により向き合い考える事、1から。という気持ちでモチベーションをリセットする事ができ、本当に前向きになり、やっぱり絵を描く事が好きだなと改めて思える時間でした。

また次回、参加して変化をみていただけるように、これからも色々と挑戦し、精進していきたいと思います。講師のみなさま、スタッフのみなさま、素敵な時間をありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

寺子屋/全てのイラストレーターのために。

寺子屋とは、作品持参の受講者が、講師陣から仕事に繋げるアドバイスを受け、仲間を広げる交流会です。 主にイラストレーターとして社会へ一歩を踏み出すサポートを目的としています。 営利を目的としないボランティア活動。2011年にスタート、アーティストOHGUSHI主催。

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