第10回寺子屋「受講枠」南 景太さんの感想です。


以前から寺子屋の存在は知っていたのですが、開催地が遠方のため今まで応募を断念していました。しかし今回オンライン開催になると知り、さっそく応募して受講させていただきました。

 

そして念願の寺子屋では以下のようなアドバイスをいただきました。

・どういうジャンルで活躍したいか、自分の絵で演出したいサービスや商品を自分で決めることが大事

・クライアントに選ばれるのを待つのではなく、自分で選び、アプローチをかける

・狙う仕事・ジャンル・世代のゾーンを明確にし、そこにあう作品を揃えていく必要がある

・モダン化がポイント。人物表現が濃厚だから、背景が真っ白くらいがよいモダン化になる

 

他にも様々な具体的なアドバイスをいただき大変参考になりましたが、全体から浮き出てきた課題は「決められない自分を克服すること」だと感じました。

 

イラストレーターは基本的に依頼が来て仕事が成立するものだと思います。しかし自分の中には「相手に選んでほしい(決めてほしい)」という気持ちが必要以上に強くあることに気づきました。

自分のWebサイトやSNSには、「どんな絵が仕事につながるか分からない」という優柔不断な気持ちから、色んなタッチのイラストをたくさんアップしてしまっていました。

寺子屋後すぐにサイトやSNSの作品数を大幅に減らしましたが、Webサイト全体の見やすさアップも直近の課題になりました。

 

作品もごちゃごちゃした足し算の表現が好きだったのですが、不必要な表現を減らし、心の面でも雑念やエゴを減らし、今よりシンプルな表現をしていきたいと思いました。

 

最後にまとめ講評で熊野さんが「覚悟と勇気をもって取捨選択した人が、かっこいいアーティストになる」と言っていました。覚悟、勇気、取捨選択。自分で決めること。この思いをもって心機一転やっていきます!

 

他にもたくさんの心に残る・刺さる言葉がたくさんあり、大変有意義な時間をすごせました。

講師の方々、スタッフの皆様、素晴らしい時間をありがとうございました。

寺子屋/全てのイラストレーターのために。

寺子屋とは、作品持参の受講者が、講師陣から仕事に繋げるアドバイスを受け、仲間を広げる交流会です。 主にイラストレーターとして社会へ一歩を踏み出すサポートを目的としています。 営利を目的としないボランティア活動。2011年にスタート、アーティストOHGUSHI主催。

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