第八回 寺子屋主催者、OHGUSHIの感想。

OHGUSHI / アーティスト

https://ohgushi.jp

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■寺子屋の役目

絵にはその人の絵筆の手癖が現れます。

それは僕にとって、一人一人がもったキラキラと輝く宝物に見えるのです。

その宝物を持っていない人は50人の参加者のうち、一人としていませんでした。

僕はやはり、絵は教わるものではない、と思っています。

そして、教えるものでもない、と思います。

寺子屋の役目はというと、その宝物である「良いところを伝え、背中を押す」場所です。

社会は厳しく暗い側面もありますが、寺子屋だけは背中を押す役割を担う存在でありたいと思います。

また、リピーターの皆さんが、「講師陣の言葉を支えに頑張ってこれた」と言って頂いたり、

前回より自信をつけ、爛々とした目で発言するその姿を見ると、

寺子屋を8年続けてきた甲斐があったと感じますし、幸せな気持ちになります。

僕も若い頃から、たくさんの大人に背中を押して頂いて、

前に進めたからこそ今があります。

それを自分が出来る、そんな場所があることに幸せを感じています。

それも偏に、寺子屋に関わるすべての皆様のおかげです。

感謝の気持ちしかありません。

本当にありがとうございました!

■最後に

2019年も寺子屋は開催します。

またお知らせしますね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

寺子屋主催者/OHGUSHI


寺子屋/全てのイラストレーターのために。

寺子屋とは、作品持参の受講者が、講師陣から仕事に繋げるアドバイスを受け、仲間を広げる交流会です。 主にイラストレーターとして社会へ一歩を踏み出すサポートを目的としています。 営利を目的としないボランティア活動。2011年にスタート、アーティストOHGUSHI主催。

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