最後の寺子屋を終えて「 高橋佳織 | イラストレーター」

高橋佳織

●WEBサイト https://www.kaori-rindesign.com

●Instagram(作品) https://www.instagram.com/keep_rindesign/

●Instagram(島暮しマンガ) https://www.instagram.com/rinrin_enikki/


昨年見学枠で寺子屋に参加させて頂き、「いつか受講したいな」と思っていた矢先、

今年が最後と知り思い切って応募させて頂きました。

すでにプロの方も、これからプロを目指す方も、どのステージにいても

何かしら悩みや抜け出したいものがある、と感じました。

自分の大きなテーマとして、

「いい作品を描くにはどうすればいいのか、作家性を高めるには」という質問に、

客観的にご指摘頂き、自分の中でも「何かひっかかるもの、もやもやした何か」にスポットライトを当ててもらったような、背筋が伸びるような気持ちになりました!

自分が苦手と思っている部分、描くことを躊躇しているもの、また描きすぎてしまっていること、「フォーカス・抜け感・余白」のこと等、気づくキッカケをたくさん得られたことはとても大きな糧になりました。

●講師陣の方々の印象に残った言葉

(沢山あって書ききれないのですが一部・・)

OHGUSHIさん

・「なるべく無心にド天然で描く」

(たしかに!ゾーンに入るというか、いい仕事やいい波に乗れた時はこの気持ちになっている気がします。)

・「制作中のトキメキを知っているって才能。社会を照らしていくすごい才能」

(なんて温かい言葉だろうと思いました。子供の頃はこの気持ちがもっとありました。忘れないようにしなきゃ。)

熊野さん

・「自分が料理人だったらどの順番で食べてほしいか、ミュージシャンだったらどこを一番きいてほしいか・・」等、アドバイスの例えがとても分かりやすかったです。

堤さん

・「素敵じゃないテイストのものを素敵に描く等、どうしたら面白いコントラストが生まれるか考えてみる」

・「この人にお願いしたら何を魅力的にしてくれるか!?で依頼する。」

・「1枚のビジュアルで、気持ちをひっぱるには!?を常に考える」

(アートディレクターならではの言葉、常に自分の頭の片隅にも入れておかなきゃと思いました)

光冨さん

・「自分が盛り上がるものを沢山描き、自分の中にある答えを探していく」

(第一線の作家さんの作品の変化や、コロナ禍でのお話なども印象に残りました。)

長森さん

・アーカイブの整理、自分自身の振り返り。

・いいものを描き続け、発信し続ける。

(出すのを悩んでいた作品を褒めて頂き嬉しかったです。)

辰巳さん

・明確な目標設定を持つこと。続けること、信念を持つ。

・自分が感動しないもので人を感動させられない。自分が何に感動するか、自分を知る。

(実体験からの親身なアドバイス、女性的な視点、引用されていた言葉にもぐっときました。)

最後に、OHGUSHIさん・講師陣・卒業生の皆様、このような場をボランティアでされていることに本当に頭が下がります。

打ち上げにて、皆さんとの会話の1つ1つも印象的でした。

このような温かい思いを、自分から他の場でも繋げていきたい、還元したいなと思いました。

本当にありがとうございました。


寺子屋/全てのイラストレーターのために。

寺子屋とは、作品持参の受講者が、講師陣から仕事に繋げるアドバイスを受け、仲間を広げる交流会です。 主にイラストレーターとして社会へ一歩を踏み出すサポートを目的としています。 営利を目的としないボランティア活動。2011年にスタート、アーティストOHGUSHI主催。

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