第11回寺子屋「見学枠」長谷川あかりさんの感想です
長谷川あかり
見学枠で参加させていただきました長谷川あかりです。充実した内容で今回も、とても勉強になりました。参加させていただきありがとうございました!
〈全体の感想〉
同じような悩みを持ったイラストレーターさんに共感したり、自分とは全く違う表現をされている方々がいらして刺激をうけたりと、楽しく濃厚な時間でした。
オンラインでの参加は初めてでしたが、スムーズに視聴もできて快適でした。
〈個人講評での講師の方々からの印象的なアドバイス〉
■イラストについて
・テーマ、自分の流儀を持っているイラストレーターに魅力を感じる。
・自分の今までの経験から他の人と差別ができる強みを見つけてみる。
・同じタッチのイラストレーターの中でどう目立たせるかを考える。
・要素を足して個性を出すよりも要素を引いたときに個性が出るイラストを目指すのも手である。
・どこを見せたいかにフォーカスして、そこから遠いものは外していく。
・スタイルとテクニックどちらを先に築いていくか、バランスを上手く見極める必要がある。
■クライアントワークについて
・どの業界、どのレベルで活躍したいかに標準を合わせるか、どんな風にイラストを使われたいかについて考えてみる。クライアント側の考えも想像してみる。
・クライアントさんは自分の抱えている課題に、たいしてどんなイラストレーターを使えば問題解決に至るか考えている。
・書籍(カバー)の仕事をしたいのであれば、タイトルなどデザインが入ったときの事も想像しながら余白を意識したい。また、本屋さんに並んだときに遠くから目立つことや、ネット上でのサムネールで目立つこと、手に取ったときに心をつかむようなイラストを意識したい。
・トレンド感がないことが悩みでも、デザイナーさんとの掛け合わせでいくらでも化ける。どのデザイナーさんも組むかも大切。
・イラストの仕事は8割が人物を描く仕事。人物のイラストを増やすと間口が広がるかも。
■ホームページ、SNSの見せ方について
・一番レベルの高いイラストに水準を合わせ、
レベルが足りていないものは、あえて載せない。
・インスタは一貫したテーマにあわせ、展示会の気分で!
■売り込みについて
・直接営業よりもpdfのメール添付が主流になりつつある。一方で展示会などで直接話をしたお客さんとは長く付き合いが続いている傾向もある。
■クライアントワークとオリジナルの両立について
・クライアントワークとオリジナルワークは分けて考える。自分が本当に描きたい絵はオリジナルで高いボールを投げる意してクライアントワークでは広がりを見せたい。
・オリジナルアートで高い水準を目指すことで結果的に自分が思っていたより高いレベルの仕事につながる可能性もある。
〈講師の方々のプレゼンで印象的なお話〉
・ファンを作って応援されることで売れる時代がやってきている。今までのターゲットという言い回しから離れてファンを作っていきたい。
・人の優しさ、頑張りの見える化を目指したい。
・個人の発言が以前より力を持ってきているからこそ、何を考えて描いているのかが大切になってくる。今まで良いとされてきたとのに対して、「本当に?」と立ち止まって考えてみたい。
・以前の広告は一枚のポスター等をどう作るかにフォーカスしていて、イラスレーターの作家性を重視していたが、今はブランドイメージを一緒に作れる人を探していると感じている。皆が好きそうなイラスト且つ、ちょっとひっかかる等の魅力があると◎。自分の持ち味を一流にしていきたい。
・イラストレーターの抱える悩みの代表的なものは「タッチの悩み」「続けていけるかの悩み」。それらを解決するにはとにかく沢山描くしかないと感じている。毎日30分だけでも描いてみる。絵がかけないときは筆を動かすだけでも◎。
・他の人の作品をみて何に惹かれるかを考えることで自分の作品の魅力を見つけるヒントになる。クライアントとイラストレーターの間に主従関係はなく、自分の視点、主体性を大切に貫いてほしい。
・展示会で名刺を交換した人とは自分から会いに行ってみる。常に小さなポートフォリオを持ち歩いて色んな人に見てもらう。
・オリジナルとクライアントワークを二極化して考え、混同させない。自分が本当は何をしたい忘れないように。
〈今後の目標〉
・話題に上がっていた展示会へ出展してみようと思いました。
・自分が本当に描きたいイラストをもう一度考えなおし
挑戦してみようと思いました。
0コメント